少し投稿が遅くなってしまったけど、今回は神楽坂の鳥茶屋です。電話で予約すると、コースを決めてくれとのこと。皆で話し合って月、雪、扇と3種類ある会席コースの中の真ん中の雪コースにしました。これは一番安い月コースに加えて酢のものが追加されていて、さらにお造りが上にアップグレードされているものです。一番高額な扇は、これにさらに中皿が加わり、お造りも特レベルになるようですが、確か以前の経験上うどんすきの量がかなりあって食べるのがきつそうなので真ん中にしました。
行ったのは、毘沙門天の前の本店の方です。別邸に比べれば、路地の隠れ家感というか、料亭っぽい雰囲気は薄れますが、それでも建物も内装や調度品などもあまり新し過ぎず、適度に古めかしさがあって、広すぎずこじんまりとしているようすが時代を感じさせて還って趣があります。
上の写真は先付ですが、中身は時間が経ったので忘れてしまいましたね。今回は私の写真が見つからず、N氏のをアップさせてもらいます。

これはお造り(上)。食べログなどを見ていると、お造りはたいしたことが無いようなコメントが散見されていたのであまり期待していなかったのだが、実際食べてみると意外にもかなり良い。
鮪に鰤、そして鯛。どれもかなりレベルが高いと思う。正直、メインのうどんすきより満足度が高かった。私にとっては鯛が最も旨く、天然物ならではのしっかりした歯ごたえもかなりあり、築地ふじむらで食べた鯛の刺身よりかなり上に思えた。メンバーのKなどは、鰤に痛く感心した様子。鰤も歯ごたえからして天然物だろうが、確かにこれもかなり良い。鮪も今まで食べた中では築地寿司岩で食べた鮪に次ぐレベル。
そんなわけで、お造り(上)には大満足で、同時に月コースにしなくて良かった。

これは焼き物か。でもやっぱり時間が経ってなんだか忘れてしまったなぁ。味は結構良かった気がするが。。。まあお造りに満足して相対的にインパクトが弱かったということかな。

これは煮物。やはりなんだか忘れてしまった。まあ忘れてしまうものはまあ良くも悪くも普通だったんでしょう。

これは酢のものですね。これも普通においしかったですが、鰹だったか?

いよいよメインのうどんすきの登場です。なかなか見栄えのする豪華な鍋ですが、この写真だと特徴的なうどんが見えませんね。とにかく具だくさんでボリューム的にも満足です。味は以前程の感動は無かったですが、まあ普通に良い鍋?
デザートのフルーツとシャーベット。フルーツは普通でしたが、シャーベットはかなり良かった。
全般的には雰囲気を含めて日本の味を堪能しました。くどいですが、お造りが意外にヒットでしたね。

