今回は、すき焼きです。浅草今半国際通り本店に来たのは１０数年ぶり。当時と比べると店もそうですが周りの様子とか人の集まり具合がだいぶ変わりましたね。

さて、今回頼んだのは、極上霜降り　すき焼御膳　です。

先付です。牛肉の佃煮的なものでしょうかね？　なかなかおいしいですね。

これも牛肉巻きで出汁のジュレがかかったもの。

前菜ですが、それぞれなんだったか覚えきれません。ただ結構良かったですね。まず最初に食べた紅葉の裏に隠れているそら豆が意外な味でかなりおいしい。出汁などでしっかりと味をつけてあるようですが味付けが良い。左の黄色のものは芋に見えるのですが、食べてみると味は栗のよう。白く中に黄色の色が見るのは、マンゴーの白和えでこれはかなりおいしかったです。その後ろのもずくとアワビだったかも、アワビはかなりやわらかくほかのも全般的にレベルが高い。

正直それほど前菜に重きを置いていなかったが、なかなかやるなあと感心しました。

いよいよすき焼きです。うまそうな肉ですねぇ。

すき焼きといえば、関西は文字通り焼くように調理するとよく言われますが、それに対して関東は割り下が多く、煮るような感じと表現されることがしばしばあります。ここでは割り下の量はこんなもの。決して煮るような感じではないようです。

焼いている様子は一番最初の写真を見ればわかるように本当に煮る感じではないですね。それと火加減が強くないので割り下がすぐに煮詰まるというほどでもなく、なるほどこういうものかと感心しました。

やはりおいしいですねー。テレビで浅草今半に来ているお客さんが、意外にあっさりしていてたくさん食べられるという感想を言っていたのを見たことがあるのですが、全くその通りでした。当初、肉が足りなければ追加しようかなどと相談していたのですが、意外に肉の量も十分あって追加ナシでも満足。
ああ、ごはんとみそ汁、漬物の写真を撮り忘れた。

お腹いっぱいだったので、肉の追加をやめて代わりに追加注文したのがビーフカツ。写真のようにかなり厚みがあって中央がいいピンク色。興味本位で頼んだのだがこれが想像以上に旨い。さすがにいい肉使っているなあ。

まず一口食べようと噛んで噛み切らないうちに「なんだこれは？」という驚きの柔らかさ。これは旨い。Ｎ氏などはこれが一番うまかったなどというほど。このかつ1800円だけど、通常お店でこのレベルの肉でステーキだったら到底この値段ではありえないよなと驚き。

今回のすき焼きは、どれもなかなかのおいしさで量も含めて結構満足でした。まあ値段も今までで一番高かったしね。