
久しぶりの投稿になります。 中国で発生したウイルスの影響で長らく停滞しておりました。本当は2020年12月に築地のふじむらに行ったのですが、あいにく写真が見つからず、本当は31回目はふじむらで今回は32回なのですがやむを得ず31回とすることにします。
さて、2021年7月17日に久しぶりに集まって恵比寿のLAWRY’Sというローストビーフの店に行きました。アメリカではPRIME RIBというようです。ランチとディナーとメニューを見比べるとランチは結構軽めな感じでディナーでもそれほど高くないのでディナーのコースが良いだろうとの事でディナータイムに行きました。 この店は恵比寿にあるのは昔から知っていましたが、LAWRY’Sって何?というくらいで何も知らなかったため行ったことがありませんでした。 ただ久しぶりに行った恵比寿は、例のウイルスの影響があるのかもしれませんが三越が閉鎖していてかなり寂しくなってしまっています。場所柄落ち着きのあるところは素晴らしく、店の外観もいい雰囲気です。中はさらにいい雰囲気で、個室もあっていろいろな場面で使えそうでした。

ウェイトレスさんの服装も飾られている写真を見ると創業当時とほぼ変わらないデザインのようで、そのフレンドリーな様子が西海岸のクラシックなアメリカンという雰囲気でなかなかです。

サーモンは意外と肉厚があり、海老もおいしくてしかもそれなりに量があります。この辺りは日本料理の突出し(先付けと呼ぶべきか?)とはかなり意味合いが違うのでしょうが、満足感もあります。

写真を撮り忘れましたが、テーブルサイドで巨大なボウルに入れてドレッシングをよく混ぜてからさらにサーブしてくれました。確かこの店のオリジナルドレッシングだったような気がしますがおいしくて量もあり満足です。

あまり覚えていませんが、普通においしかったし量もあって満足度も高いです。

いよいよローストビーフです。このシェフが切り分けてサーブしてくれます。シェフはメダルを下げていますが、どうやらこの作業は誰でもが行えるものではないようです。確かに、注文したグラム数を的確に切り分けなければならないのですし、もしかすると彼は切り分けるだけでなく、この塊の肉を調理した本人なのかもしれません。調理した本人が自ら切り分けるということをアピールしているのかも。もっとも詳しくはわかりませんが。

当初はこんな感じで、後でヨークシャープディングが追加されて一番最初の写真のようになります。肉はさすがに相当柔らかい。結構美味。またステーキよりも中まであったかい気がする。ほうれん草はWolfgang’s のよりもうまいと思った。(好みによるでしょうが。)同行したほかの人も同じこと言っていたので良いという事は確かと思います。ソースの量が多すぎるというか、このソースは結構味が濃いからそれほどからませなくてもいい。個人的には、ステーキよりも好きかもしれない。全般的に値段の割に質が高いお買い得な店だと思う。周りでは誕生日を祝ってお店の特別なサービスがされているテーブルが多々あって、そのあたりはWolfgang’sと似ている。

デザートはアメリカンな巨大なものではなく普通に良い感じでした。このコースはデザートに食後の飲み物までついている割にはお得な値段設定でした。アメリカンサイズの食事の量だと最後まで食べきれないなんてこともあり得ますが、日本人向けに量を調整しているのか全然ちょうどいい量でした。むしろ、ローストビーフはもっと食べられたかな。総じて、店の雰囲気やサービスの演出なども良く、かなり満足度の高い店です。きっとまた行くでしょう。
意外とカジュアルな店でした。個室もあるから接待で使うのにも適していますが、他のお客さんのように誕生日を祝うとか友人同士とかの気軽な使い方にもあっていると思います。