第36回 豊洲市場場内 寿司大

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令和4年1月22日土曜日、以前から行きたかった豊洲市場場内のすし屋寿司大に行ってきました。かつて築地市場時代におそらくは大和寿司に2回ほど行ったことがありましたが、それ以来の市場のすし屋さんです。ネットで調べると築地時代には5時間待ちなどもあったそうでかなり早めの8時前に行きましたが、コロナのせいかわかりませんがそれほどではないようです。行くと名前を控えてくれるので列で待たなくて済みます。結局1時間ほどで入れました。

お好みで注文することもできるようですが、4500円のおまかせを頼みました。

まずは卵焼き。熱いです。かなり出汁がきいていておいしい。

これはおまかせとは別に頼んだあん肝ですが、3人で一つ頼んだら3等分してそれぞれ小皿に盛ってくれました。ですのでこれで3分の1。食べるとちょっと驚くほど柔らかい。いままでふじむらのあん肝は別格にうまいと思っていましたがこれは全く比較にならない別次元。

生牡蠣も1人1つづつをおまかせとは別に注文。鮮度は抜群で海水の味がする。海から取ってきたばかりのような味と鮮度。かなり大きいものでした。この段階でさすがに豊洲は違うなって感じでした。

おまかせなので全て盛って出てくるのかと思っていましたが一種類づつ、3人だったので3貫を一皿に盛って出てきます。おまかせの卵焼きの次の最初の握りは三陸塩釜産の鮪。写真でも分かりますが煮切りが塗ってあるので醤油は要りません。基本的に巻物以外は醤油はつけなくてよいと言われました。写真でも分かりますが、超脂ののっている大トロではなく適度な脂の中トロと思われます。上品な感じです。

くえだそうです。塩で食べるとのことですが、この魚に関しては塩で食べると確かに味がよくわかる気がします。くえはあまり食べたことがないので比較ができませんがへー。うまいなってところでした。

鰆。表面をあぶってあるかと思います。皮目の身が一部白いのはそのためかと。これはかなりおいしい。場内のすし屋さんだから鮮度を売りにしているかと思っていましたが、色々手もかけています。

何と呼んでいたか忘れましたが、いわゆる魚のあら汁のようなものが出てきました。

煮アワビ。アワビはあまり好きではなかったのですが、これを食べるとアワビとはこういうものかと少しわかった気がしました。4500円のおまかせにこういうものが入っているとはちょっと驚きでした。今まで食べていたアワビと比べるとだいぶ柔らかい気がします。こういうのがあるのなら、煮蛤が欲しい。ただメニューを見ると扱ってないみたいでしたが。

鹿児島泉のアジだそうです。歯ごたえがかなりいい。肉厚。

北寄貝。 これはこの日の一番のおどろき。 見た目が今まで食べたことのある北寄貝とだいぶ違う。噛むと貝の味が染み出てくる。うまい。歯ごたえもいいが味がかなりする。さすが。これなら赤貝もと言いたいところだが赤貝はメニューにはなかった。日によるのだろうか?時期ではないのだろうか?私は大して知識がないからわからないが、お店はプロだから良くわかって選んでいるはずだろう。

赤みの醤油漬け。 これはすこし塩味が強いというか醤油味が強い。

金目鯛。金目鯛の握りは初めてかな。湯引きとかするのだろうか?

まぐろと北寄貝のひもの海苔巻き。のりがいい。

海苔巻きが出てきたんでもう終わりかと思いきや、煮あなごが出てきました。これは相当柔らかい。かなりいいです。

最後に一貫好きなものを選べるという事でしたので、私は海老(ゆでたもの)、一緒に行った人は生の海老にしました。生の海老の場合は頭を焼いてくれました。

全部食べると結構おなかいっぱいな感じです。これで4500円はかなり安い。今回は生カキとあん肝を追加したので1人当たり6600円ほどでしたが、他のお店もなかなか良さそうでしたので、豊洲はぜひまた来なければと感じました。

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