
令和五年四月十五日 千葉県幕張の住宅街のようなところにある名店、(少なくとも食べログ2023百名店に選ばれている)蔓山に行ってきました。結論から言うと、この店は確かに相当な腕の持ち主がやっている事は間違いないと思います。私たちが言ったときは夕方営業のみで、土曜日のせいか?予約で埋まっており、途中何組かの予約なしのお客さんが来ていましたが皆さん諦めて帰られました。そもそも席数も少なく、予約が賢明かと思います。
あと、行って分かったことは、お酒類の品ぞろえが豊富で、出てくる食事もお酒と合うように作られている印象です。ただし、お酒無しでも堂々たる値段なので(中身を考えれば決して割高ではないですが)、お酒を飲めばさらに高くなるでしょう。 要するに、ここは住宅地の中にあるとはいえ正真正銘の高級店なのです。
私たちは、お酒を飲まない、飲めない人なので、とりあえずお茶をいただきました。食事はコースを頼んであります。当時は、予約はコースしか受けていないとのことでした。以下は、コースに加えいくらか品を追加しています。

中華料理店なのに?サラダが出てきました。最初から思ったのは、正直言って相当レベル高いです。かなりしっかりとした野菜。いい食材を使っている感あります。ドレッシングもおいしい。もうここからわかるように、店主の主張をかなりはっきりと出した、いわゆる安心の定番中華料理が出てくるお店ではありません。

大変申し訳ないことに、なんだか思い出せません。

これなどは見た目はかなり一般的な中華料理に近いですが、肉もかかっているたれも相当ハイレベルです。チャーシュー的とはいうモノの、たぶん他にない、かなりこだわった料理だと思います。少なくともチャーシュー的なものでこういう味つけは私は初めてです。量が少ないのも要注意で、たらふく食べたい人には向きません。少量のいい料理をお酒とともに味わうのに向いているお店かと思います。

このスープも大変おいしかった覚えがありますが、手前の白いのはネギです。大きさが良くわかります。

時期が春だったせいか、タケノコの炒め物が出てきました。このタケノコが、歯ごたえも味もかなりおいしい。非常に良い材料を使っている印象です。味は中華そのものですが、こういう季節感は日本ならでは?

アスパラと貝(写真の貝ですが名前を失念、確か北海道産?)の炒め物。火の入れ具合も味も大変おいしい。見てわかる通り食材は大変よさげだが、おそらくは、この貝も中華料理でよく使われる物ではなく、店主がよく研究して日本で得られる良い食材を使ってより良い調理方法を選んでいるのではあるまいか? 味は中華だが盛り付けも季節感も日本を感じる。うーん。面白い。

一見してパスタのようだが中華麺です。味も中華です。大変おいしい。麺は、かなり柔らかめだが伸びていない。攻めているなあ。

左は焼き魚、右は失礼ながら失念。右の辛い豆板醤?にお好みでつけて食べますが、大変良いです。しかし、どれもお酒と合いそうな品です。

麻婆豆腐とごはん。店主に聞いたところ、麻婆豆腐には炒飯ではなく、白ご飯がいいとのことでそうしました。正直同感です。この麻婆豆腐は、たしかに今まで食べた中でベストです。

最後、見た目から推測すれば杏仁豆腐なのでしょうか?すいません。しかし、相当味、香りが良かった記憶があります。
確かに、かなりのレベルのお店です。どうやら店主が市場でその時々にいいものを仕入れてくるようなので、行った時々で相当中身が変わるのかもしれません。
繰り返しになりますが、定番の高級食材を使った定番中華料理を食べる、と言うお店ではありません。店主自らが選んだ食材で技巧を凝らした料理を味わうお店、しかもお酒を飲みながらがベスト。
結構な値段がするので気軽にはいけませんが、ここで常連になれたらいいと思いました。