第64回 Wolfgang’s Steakhouse Roppongi

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 令和七年十月十八日土曜日、久しぶりにまたWolfgang’s Steakhouse Roppongi店に行きました。

 今回は、お酒を飲む参加者が増えたのでワインをボトルで注文しました。かなり、軽い、角の無い味。ワインリストを見るとほとんどがアメリカのものでしたが、アメリカのものは全く知識がないのでフランス産を選択。

 この店は久しぶりに来ましたが、前回より値段が大幅に高くなっているせいか?お客さんはだいぶ少な目。どうでもいい話ですが、王様のブランチの撮影チームが個室でロケやっていました。

 それはともかく、今回はランチではなく食後のデザート、飲み物までついたコース1万7600円を注文。さらに、一人を除いてスープを+200円でロブスターのビスクに変更。一人は本日のスープであるミネストローネのまま。

 まずは、パンが出てきました。他の人は食べてましたが、私はおなか一杯になることを警戒してちょっとだけに。

 サラダは、ランチメニューのものと違い、ベーコンの付いたシーザーサラダ。

 そしてロブスターのビスク。 日本のフランス料理のレストランなどに行くと、こういうスープはたいてい量がかなり少ないですが、ここはこの分量。満足度は高いですが結構おなかにたまるので要注意です。

 こちらはミネストローネですが、これも軽そうでこれでもよかったか?

そして肝心のステーキです。 Tボーンが二つ入っていますが、中央部の肉がヒレ、で回りがロース?(サーロインだったか詳しくは忘れました。)とのこと。肉の焼き加減はさすがで完璧です。

 このようにサーブしてくれます。 ここで、写真を撮り忘れたのですが、付け合わせにcreamed spinach とMashed potatoもサーブしてくれます。

 感想ですが、 まず肉が今までのWolfgang’s Steakhouse のランチメニューで食べたものと比べると、格段に柔らかくておいしい。これは値段が上がった時に、質も上げたのか?それともランチメニューとコースメニューの差なのかは不明です。かなり良い肉と思いました。さらに、Creamed Spinachが大変おいしい。Mashed potatoも十分おいしいですが、Creamed Spinachはかなり良かったです。

 これまた写真を撮り忘れましたが、テーブルにあったステーキソースも味変に使うとなかなかいいと思いました。

 そしてこれまでになかったサービス?。プラス料金はかかりますが、骨に残った肉でガーリックライスを作ってもらいました。おいしいし、日本人にはやっぱりお米がいい。Wolfgang’s steakhouseは日本では鉄板焼店もやっているので、これは日本での経験から生まれた日本オリジナルでは?と推測します。前はなかった。(知らなかっただけかもしれませんが)

 デザートは、Key lime Pie というものでホイップクリームとアイスクリームが乗っています。それにドリンクはコーヒーにしました。 このKey lime Pieは初めてでしたが、ニューヨークチーズケーキと似ています。周りのクラスト(?)がいい感じです。 しかし、私はかなりおなかいっぱいで、ワインの酔いもあり、かなりギブアップ状態になりました。 

 多分、前回Wolfgang’s Steakhouseに行った時のブログで、お客さんの服装が相当カジュアルすぎて、ファミレス的な雰囲気になっているのが残念、と書いた気がしますが、値段がだいぶ高くなったせいか混みすぎてなくカジュアルすぎる感じはだいぶ無くなっていい感じになっているかと思います。値段は上がりましたが、肉の質も良く、かなり満足です。

 難点と言えば、相変わらずおなか一杯になりすぎるのと、コースでいつも同じようなものになってしまうのが残念です。 

 量についていえば例えば女性だと全然食べきれないかと思います。この後男性四人みんなで8時頃までいましたが、晩御飯を食べる気が全くせず、結局その後何も食べませんでしたがそのくらい栄養とカロリーがあるのではと思います。 

 もう一つは、こちらの注文の仕方に問題があるのかもしれませんが、いつもコースにするため結局いつも同じようなものを食べることになる。一品づつ頼めば他にもいろいろな料理があるのですが、何度も来ているのに試せていないのが残念と言えば残念です。コースの方が割安なのは当然でしょうが、その差がかなりあるため結局いつもコースになるから一度行ったらしばらくはもういいかとなる。もっといろいろ気楽に頼めるようになれば、今度は別のを食べたいからまた行こうか。となるのでは? 

 総じていえば、肉質が上がってそこはかなり良いですが、冷静に考えれば割高感はあります。日本人的発想かもしれませんが、コースはそれぞれの料理の量を減らして品数を増やしてほしい。実際和食のコースなどは実に様々な料理がほんのちょっとづつ出てきますが、日本人的発想だとそうなるのだろうと推測します。もっともそうすると、日本的な店になってアメリカ的雰囲気がなくなってしまうというジレンマがあるのでしょうが。  

 そういうことを考えると、ここはアメリカ的雰囲気を味わうことが最大の売りって事なのかもしれません。 多少割高感があってもアメリカに行く費用と時間をかけずに本場の雰囲気を味わう。 それでもやっぱり、いろいろある料理を試せないのは残念です。お店には、できたらコースではなく気軽にアラカルトで注文できるような工夫をぜひ考えてほしいと思います。

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